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リレー小説第18話 期待(2)
2008/11/18
リレー小説第17話 期待
2008/11/17
リレー小説第16話 縮まる距離
2008/11/16
リレー小説第15話 帰りぎわ
2008/11/15
リレー小説 第14話 想い出のなかで

ピタットハウス中百舌鳥店のブログ
Today 2008/11/21

リレー小説第18話 期待(2)
【登録日: 2008年11月21日 】
恐る、恐る受信したメールをマキは見た。

《w正田先輩w》

「っぷ(笑)」
マキは、メールを見てふきだしてしまった(笑)
内容は、朝から彼氏さんの愚痴メール・・・・
いつもの正田先輩の小言でしたw
マキは、ちょっとガッカリ・・・
だって・・・だって・・・・
笹倉田先輩からのメールだと思い込んで
いたから・・・・・・w

心のどこかに 笹倉田先輩への
想いが、まだあるのだから・・・・・・・

リレー小説第17話 期待
【登録日: 2008年11月18日 】
未来のことなんて誰もわからない。
でも、未来に希望を持たせてくれる何かがあり、今の自分が未来の自分に対し変化を求めることは、未来をほんの少しだけ所有した気持ちになる。

マキは、先日健之助と過ごした時間に沸き起こった自分の感情を何度も何度も繰り返したどり、自分の健之助に対する想いを整理したかった。しかし、想いはごった返したままだった。唯一つ分かったことは、出会って間もない健之助に特別な感情はないけれど、健之助が自分の未来に希望を持たせてくれる存在であることであった。そう考えるだけでマキは会社に行って仕事をすることが楽しくなってきた。満員電車も正田先輩の小言も最近のマキには苦痛ではなかった。

今日は、修理に出した携帯が戻ってくる。健之助と食事をした日に送られてきたメールの差出人は少し気になるが、最近のマキには大きな関心事ではなかった。

ショップに行き、携帯を受け取った。

ブッ、ブッ、ブッー、携帯が鳴った。

リレー小説第16話 縮まる距離
【登録日: 2008年11月17日 】
「古墳ってお墓だよね。。。」

マキは繋いでいた手をほんの少し強く握り締めた。

二人が夜風に当たりながら散歩していた公園は、仁徳陵古墳の横にある大仙公園だった。


中百舌鳥には4世紀頃から7世紀頃にかけて作られたという古墳が点在していて、その数はなんと47!

仁徳陵古墳は密かにエジプトのクフ王のピラミッド、中国・秦の始皇帝陵に並ぶ世界三大墳墓の一つであった。


そんな世界最大級のお墓の周りは池で囲まれていて、夜に見ると黒くて深そうで、見つめていると誰でも、吸い込まれそうな恐怖に襲われる。

「夜中の0:00丁度にこの池を覗くとなんか出るらしいよ。」

健之助がマキの耳元でそっと囁いた。

時計の針は11:57分をまわっていた。

「はいはい、そんな子供だましに騙されるわけないで、、、キャッ!!」

その時マキと健之助のすぐ真横でチャポンと音がした。

マキはびっくりして健之助に抱きついた。



何分経っただろう。



二人の間で時間が止まった。


マキの脳裏にはもう恐怖の影は少しもなかった。



何も考えられず、ただこの時間がずっと続けばいいのにと思った。



覚えているのは、あの時、健之助の大きな肩越しに見えた月は、丸くてとても綺麗だったということ。



これから二人の間に起こることなんて想像もしていなかった。。。



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